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INTERVIEW

市役所職員
なるほどわからん

ゼロから関わる都市計画

土木職|S.Mさん
まちづくり部 都市計画課
新卒入庁(12年目)

動画でCHECK!

動画で見る土木職の仕事

CAREER

キャリア

  • 2013年
    入庁・土木部 道路建設課(現 土木建設課)
  • 2016年
    土木部 土木維持課(現 地域整備課)
  • 2017年
    福岡県朝倉市に派遣(災害復興支援)
  • 2019年
    まちづくり部都市計画課
    育休を2ヶ月取得

SCHEDULE

ある1日の
スケジュール

  • 08:30
    出勤
  • 08:45
    メールチェック 
  • 09:00
    協議(庁内)
  • 12:00
    お昼休み
  • 13:00
    資料作成
  • 14:00
    協議(業者)
  • 15:00
    窓口対応
  • 16:00
    資料作成
  • 17:30
    退庁

入庁のきっかけ

出身は佐賀県なのですが、大学進学を機に長崎市に引っ越しました。学生生活を送る中で長崎の魅力に惹かれ、今後も長崎に住み続けたいと考え、人事異動で転居を伴わない長崎市を志望しました。

入庁前からチャレンジしたかった仕事

学生の頃、アルバイト先へバイクで通っていました。その時、道路の渋滞が気になっていたことから、道路建設課で交通渋滞を解消することができる業務に携わりたいと思っていました。地図に残る仕事であることも魅力的でした。
入庁後、道路建設課で渋滞解消の業務に携わることができた時は嬉しかったです。

業務内容

土木職の仕事

道路工事の場合、小規模な道路であれば自分たちで測量をし、CADで作図をしていきます。規模が大きく複雑化してくる場合は、業者に委託をしたりして、委託先から上がってきた成果をもとに設計書を作成し、そして工事を発注し現場の管理監督を行います。

新大工町にあるファンスクエア前の歩道橋整備では、計画を立て、発注主の立場で委託先の計画を確認し、施工の管理などを行いました。この歩道橋は出島の表門橋の方とデザイナーが同じで、少し構造が似ています。通常金属が採用されることの多い手すりも、人の手に馴染むように木材が使用されているんですよ。

新大工町ファンスクエア前歩道橋
出島表門橋


また、金平糖をイメージした穴の装飾でちょっと遊び心を入れています。これは、すぐ近くを通る旧長崎街道(別名:シュガーロード)の歴史にちなんだものです。

過去に担当した業務

土木職としてさまざまな業務に関わってきました。

●道路建設課
主に新設・拡幅道路の工事の発注及び監督を行いました。

●土木維持課
主に、既設道路の維持補修及び長寿命化工事、災害対応を行いました。


●被災地への派遣(1年間)  
被災した橋梁の調査及び復旧工事の発注・監督を行いました。

◉都市計画課【現在の所属】

今後のまちづくりの方針を示す「長崎都心まちづくり構想」を作成しました。

市の土木職ならではの魅力

まちづくりにおいて、市役所は発注者の立場なので、白紙の状態からまちづくりに関われます。つまり、いろんな創意工夫ができます。例えば、ここに道路を通した方がいいよね、こういう橋があったらいいよね、こういう仕組みがあったらいいよねと、ゼロベースから考えることができます。
構想・計画の段階でまちづくりを検討・策定し、自分が考えた取組みや発注した工事などがまちに反映されていくのは大きな面白みであり、市役所の土木職ならではの魅力だと思います。

やりがい

策定した都心まちづくり構想は、約30年後を思い描いたものです。
今の時代は技術の発展スピードがはやく、そのスピードも加速しているため、どこに何が必要か、どういう仕組みを必要とされているかといった部分が予測がつかず難しさを感じますが、それ以上に思い描いたことが実現されるかもしれないというワクワク感があります。

異動の経験について

不安に思われることの一つだと思いますが、知識や知り合いが増えることは大きなメリットです。知識が増えれば、違った視点で長崎のことを考えられるようになりますし、知り合いが増えれば、困ったときに助けてくれる人が増えます。

今後、やってみたい仕事

将来は、公園などの市民の方々が憩いを感じるような空間の設計や整備をしてみたいと思ってます。子どもたちと一緒に遊びに行って「ここはパパがお仕事した公園なんだよ」なんて言ってみたいです。

将来は公園を担当したい[写真:長崎のもざき恐竜パーク]

メッセージ 

市の土木技術職の魅力は、計画の段階からまちづくりに携わることができ、出来上がる過程を見れることです。「地図に残る仕事」とよく言われますが、まさにそういう仕事ができます。
土木に興味があり、どこに就職しようか迷っている方は、ぜひ市の方に応募していただきたいと思います!

もう一声!

  • 同期とはどんな存在?
    困ったときに助けてくれる存在。
  • 意外だったこと
    先輩との距離が近いこと。飲み会が楽しいこと!
  • 育児休暇取得
    二人目の出産に伴い、育児休暇を取得しました。忙しい時は残業もありますが、各種休暇は取りやすい環境です。
  • 長崎市の「昼」のおすすめの場所
    自宅近くの道路公園
  • 長崎市の「夜」のおすすめの場所
    銅座、思案橋の飲み屋街
  • 長崎市で楽しんでほしいグルメ
    刺身

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