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INTERVIEW

市役所職員
なるほどわからん

広報紙の編集長に聞いてみた!

事務職|Y.Gさん
企画政策部 広報広聴課
新卒入庁(3年目)

動画でCHECK!

動画で見る広報広聴課の仕事

CAREER

キャリア

  • 2022年
    入庁・企画政策部 広報広聴課

SCHEDULE

ある1日の
スケジュール

  • 08:30
    出勤
  • 08:45
    メールチェック
  • 09:00
    長崎スタジアムシティへ取材へ
  • 12:00
    お昼休み
  • 14:00
    インタビューや撮影を終えて帰庁
  • 〜17:30
    写真の書き出し、原稿作成
  • 17:30
    退庁

入庁理由

大学生の頃から、スポーツクラブで小中学生を対象に指導者をしています。地域スポーツのために何かしたいと思ったことがきっかけで、長崎市役所を受験しました。

配属が決まった時の気持ち

それまでは情報を「受け取る側」だったので発信側になれるのか不安がありました。
また、広報をするには、市役所がどのようなことをしているのか、地域でどんな活動が行われているのかなど、いろんな情報を正確に知る必要があります。ほとんど知識がない状態でしたのでそれも不安でした。
雑誌を作った経験も、一眼レフを触ったこともありませんでしたが、先輩方にいろいろ教えてもらい、現在は広報紙「広報ながさき」の編集長を務めています。

広報広聴課の仕事

市民の声を広く聞いて市政へ生かす「広聴」の業務や、報道機関との連絡調整を行う「報道」の業務、そして市民が必要としている情報をわかりやすく伝える「広報」の業務をする部署です。
その中でも私が主に携わっているのは「広報ながさき」(全32ページ)の企画・制作・発行です。
編集長として、紙面の構成から、取材、撮影、編集まで行います。
他にも、デジタルサイネージを活用した広告業務や、大型ディスプレイに流す広告を募集し、放送調整なども行っています。


編集長の仕事

紙面構成や掲載する情報の選定などはもちろん、広報班のメンバーの取材分担を行うのも編集長の仕事です。原稿があらかた出来上がったあとは、「市民が読んで伝わるか」を意識しながら原稿の内容や表現を広報班のみんなで精査していきます。
2週間の原稿作成期間の後、2週間の校正期間を経て、やっと1号発行したと思ったらまた次の号を作り始めなければならないので1ヶ月はあっという間です。

校正中!

大切にしていること

読んでもらえなかったら意味がないので、まず読者の興味を引くことを心掛けています。具体的には、内容が一目でわかるタイトルをつけたり、写真やイラストを入れたり、余白をとって読みやすくしたり…。
難しい言葉は使わずに、中学生でもわかるように文章を書くことも大切にしています。役所には、いわゆる「お役所言葉」というものがあり、各課から上がってくる文章がわかりにくいことも多いので、担当課と話し合いながら読みやすく伝わる文章へ調整しています。

長崎市ならではのやりがい

たくさんの魅力を伝えられる点です。広報の仕事を通し、長崎市の魅力の多さを実感しています。ほかの自治体の広報担当者から「長崎市はネタが多くて羨ましい」と言われたこともあるくらいです。長崎市には多様な歴史や文化があり、観光客も多く、注目を集めやすい市なのだとあらためて思います。市のSNSでの発信内容も、何にしようか迷うほど。発信を受け取った方の反応もさまざまでやりがいがあります。

端島(通称:軍艦島)
長崎ランタンフェスティバル
グラバー園

大変なこと

情報収集です。情報を探すためにも市役所の業務を把握しておかなければいけないのですが、多くの課があるため基本的な情報を知るだけでも大変でした。また、常にアンテナを張って、地域の情報をキャッチできるよう心がけています。気になったことはネタ帳に記録し、発信のタイミングを探っています!

グラバー園50周年特集にあたっての取材風景。英語でのインタビューを行いました。
長崎くんちではカメラマンに混じって撮影しました

嬉しい瞬間

市民から直接フィードバックがもらえることがやりがいになっています。広報紙には毎月お便りが500件ほど届きます。自分で決めて取材をして作った記事に対する感想がはっきりとわかるのは嬉しいです。嬉しい意見も厳しい意見もありますが、どちらも学びになります。

1ヶ月に届くお便りは約500通

とっておきのエピソード

R6年5月号に対して「表紙の写真が素晴らしい!」と直筆のお手紙をいただいたことです。表紙を撮影していたので、より一層嬉しかったです。ただそれだけを伝えるためにお便りをくださったことに感激しました。励みになります。

市民から嬉しいお便りをいただいた写真

市民に伝わるように、また、長崎の魅力を県内外の方へ広く知っていただくために「伝わる1枚」にこだわっています。

軍艦島と朝日。早朝に船をチャーターし、海の上で30分粘って撮れた1枚は・・・
こちらの表紙になりました

広報紙でいちばん伝えたいこと

「まちを支えている市民」のことです。広報の仕事を通して、まちや住民のために動いている人がたくさんいることを知りました。実際にそういう方々を掲載した時は、読者の反応もとてもいいんです。これからもスポットライトを当てて、一人でも多くの人に、その人の思いや活動内容を知っていただければと思います。

メッセージ

市民の暮らしに直結した仕事ができます。仕事がみんなの暮らしやすさにつながっていくことが実感でき、やりがいは大きいです。ぜひ受験してください!!

もう一声!

  • 長崎市役所の風土
    自分が想像していたよりも、同僚が仕事を助けてくれたり、教えてくれることに驚きました。忙しいとき、悩んだ時に助けてもらえてすごくありがたいです。
  • 働きやすさ
    働きやすいです。上司や同僚が休める雰囲気をつくってくれて、休みも取りやすいです。また、市役所の立地も良いので昼休みも退勤後も楽しめます。市役所は県外への転勤が基本的にないので、将来設計もしやすいと思います。
  • 同期はどんな存在?
    職員研修で仲良くなった人たちを集めて定期的に集まって懇親会をしています。わからないことがあって他の課とのやりとりが出る時も、同期がいれば話しやすく調整をしやすいので助かります。
  • 長崎市の「昼」のおすすめの場所
    稲佐山!夜景で有名ですが、昼の稲佐山からの景色も素晴らしいです。海と山の両方が見れて、斜面に建っている家がよく見えて、何回行ってもすごいなと思えます。風景の写真を撮るなら、昼の稲佐山のほうが見ごたえあるものが撮れます。
  • 長崎市の「夜」のおすすめの場所
    スタジアムシティ!スタジアムは日常的に解放されていて、観客席などを自由に行き来できます。夜のピッチはライトアップされていて、観客席は程よく薄暗く、とても落ち着きました。
  • 長崎市で楽しんでほしいグルメ
    長崎のブランド牛「出島ばらいろ」のヒレ肉は、美味しくて脂もしつこくありません。ぜひステーキで食べてみてください。焼く時は「片面を30秒ずつ焼いて3分休ませる」を3回繰り返すと良い感じに仕上がります!
  • 長崎市が舞台のおすすめ作品
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」。広報業務で軍艦島を実際に歩いて軍艦島の中の状態を見させていただいていたので、ドラマでの再現度の高さに感動しました! ※非公開エリアのため普段は立ち入れません


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